おすすめの本 見沢知廉著『天皇ごっこ』他 99~101冊目

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見沢知廉。昭和34年東京生れ。
暴走族に参加、早稲田高時代に
左翼組織に加わり退学。
定時制高校を経て、中央大学法学部除籍。
新右翼に転向してゲリラ活動を行い、
57年には「スパイ」殺害事件で逮捕。
懲役12年の判決で服役中に書いた「天皇ごっこ」が
平成5年第25回新日本文学賞を受賞。
第二作「囚人狂時代」はベストセラーとなった。
見沢知廉紹介文より抜粋)

2005年9月7日、作家見沢知廉(46歳)が自殺した。
彼は誠に特異な作家であった。
彼の書いた作品も私はよく読んだものだ。
とても印象に残る作品を書いている。

また、彼の事例に限らず作家の自殺はとても多い。
過去においても芥川、川端、違った意味では、
三島等が自ら死を選んでいる。
稀なる逸材が永遠に失われた事を私は残念に思う。