映画 『ワルシャワ・ゲットー ~ユダヤ人強制隔離居住区~』

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2005年スウェーデンポーランド制作。 125分。
(原題NINAS RESA/NINA'S JOURNEY)

本国スウェーデンで絶大な人気を誇る、
作家レーナ・アインホルンがメガホンをとった話題作!
ナチス・ドイツポーランドを侵攻した時下したユダヤ人の
“ゲットー”への隔離。その閉ざされた空間の中の生活、
生存にかける闘いを一家の受難を軸に克明に映し出す・・・。
ワルシャワユダヤ人隔離居住区“ゲットー”の
灰色の史実を描いた衝撃の戦争映画。
(映画紹介文より抜粋)

涙なくして見れなかった映画でした。
(本映画はニーナが乳がんを告知され、
ニーナが他界する前にナレーションを行い、作られました)
ユダヤ人評議会」という言葉が本映画には出てきますが、
この言葉を聞くと、ヴァルター・ススキンドを主人公にした、
映画「ナチスの犬」(原題SUSKIND)を思い出します、
これはオランダを舞台にした映画ですが・・・。
(「ナチスの犬」も涙なくしては見れない映画です)
本映画は映画というより、ドキュメントであって、
生き残ったニーナが再現フィルムにそって(当時を回想し)
ナレーションをしながら、ストーリーが進んでいきます。
こうしたゲットーは日本人には馴染みがなく、
また話題にもなることがない分野ですが、
私は興味深く見ることが出来ました。
とても感動する話で、ハラハラしながらの連続でした。
まだニーナは生き残ることが出来ましたが、
それは類稀なことであり、だから、こうして当時を
語ることが出来るのです。
社会問題や歴史に興味がない方には、
退屈するだけなので、お薦め出来ません。

De reis van Nina
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/EC_XNo61sPI

Lena Einhorn
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/r64xceHzh0Q