『どんでんがえしの連続 映画 「ビッグ・トラブル」』

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2006年イギリス・カナダ制作。82分。
(原題BIG NOTHING)

アメリカの田舎町。作家志望のチャーリーは失業中の身。
作品を一つ仕上げたはいいけれど、出版社からの反応はゼロ。
そんな彼だが、妻で地元の警官のペネロペは
そんな彼を励まし続けていた。
だが、収入もない自分の情けなさからチャーリーは
IT関連会社コールセンターの顧客対応係として働き始める。
雇い主から自分の席へ通されたチャーリーは、
隣のデスクに座るガスと知り合う。
ガスの悪ふざけで出勤一日目に顧客を怒らせたことから、
チャーリーは即クビに・・・。
肩を落として会社を出ようとしたら、責任を感じたガスが
追いかけてきてチャーリーにある犯罪計画を耳打ちする。
その夜、パブでチャーリーと落ち合ったガスは詳細を話す。
その計画とは、町に住む神父の脅迫だった。
というのも、顧客情報を見ているとき、ガスはその中に
違法ポルノサイトへ頻繁にアクセスする人物を発見。
よくよく調べてみると、由緒ある神父だったため、
それをネタにゆすり大金をせしめようと思いついたのだ。
そんなガスの計画にはじめは躊躇するチャーリーだったが、
積極的なガスに乗せられて計画に加担することに。
2人で行う犯罪計画だったが、たまたま後ろの席に
座り盗み聞きしていたジョージーも参加することに。
犯行当夜、綿密に練られた計画のはずだったが
事は思わぬ方向へ独り歩きし始めて、続々と死者が出始める。
(映画紹介文より抜粋)

以前、本ブログで紹介した、サスペンス映画『less[レス]
(原題はdead end)』をジャン=バティスト・アンドレア監督作品。
なかなかの映画でした。時間も短いので無駄なシーンも無く、
展開が早く、少しも退屈せずに楽しめました。
低予算の映画ではありますが、屈指の出来栄えだと思います。
名作中の名作とまでは言いませんが、低予算だからと言って、
あなどれない映画で、駄作では決してない、むしろ傑作の部類
に入る映画だと思います。
どんでん返しの連続で見る者を全く飽きさせないストーリーです。