フランス映画 『青髭』

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2009年フランス制作80分。(原題LA BARBE BLEUE)
シャルル・ペローの童話「青髭」を元にした映画。
中世フランスがよく描かれている。
原作そのままの流れであって、捻りは特に見られない。
原作通りの映画化で良いものもあるが、
本映画の場合は少し捻った方が良かった様に思う。
金持ちの男のモデルはジル・ド・レイとも言われている。
本当は、金持ちの男は善人であったとか、
本当は心優しい男であったとか、本当は妻殺しなどはせず、
全部誤解であったとか、それで二人は幸せに
暮らしましたとさ的なオチが欲しかったようにも感じた。
中世ヨーロッパは決して牧歌的な時代ではなく、
この様な話は珍しくなかったのだろう。
皿に首が置かれたシーンはサロメ或いはユディトを思わせる。

BARBE BLEUE de Catherine Breillat
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/svkZYCRWaU8