2009年のフランス制作。96分。原題(La Horde)
最初に気になったのは、タイトルのザだ、
まあLaがそれに値するので、気持ちは判らなくないが、
ここまで徹底的に英語脳というのは、如何なものか。
まあ、映画のタイトルほど、いい加減に、
付けられているものも他にないだろう。
まあ、それはさておき、今までゾンビ映画と言えば、
主流はアメリカであり、言わば独占状態であり、
ここで、あのフランスが参入してきた訳であるが、
フランス流に解釈され、ゾンビ映画として成立している。
クエンティン・タランティーノばりに、銃を使ったアクション、
スティーブン・セガールばりに、格闘するシーンが実に多い。
(ベトナムのディエンビエンフーで戦った、
元軍人の爺さんの活躍も見逃せない)
本映画の舞台はBanlieueであるし、根底には多民族国家、
移民大国としてのフランスの差別、抑圧の歴史、恥部が
見え隠れしている。
最後のシーンで、復讐を果たす訳であるが、
邦画や米映画だと、そこで寛容になり、許されるのが
常であり、何かしらの救いが見られるのだが、
フランス映画では、そうはいかなかったようだ。
これからもフランス映画に期待したいと思う。
今までの映画の通例を打破するのは、フランスしかない。
最初に気になったのは、タイトルのザだ、
まあLaがそれに値するので、気持ちは判らなくないが、
ここまで徹底的に英語脳というのは、如何なものか。
まあ、映画のタイトルほど、いい加減に、
付けられているものも他にないだろう。
まあ、それはさておき、今までゾンビ映画と言えば、
主流はアメリカであり、言わば独占状態であり、
ここで、あのフランスが参入してきた訳であるが、
フランス流に解釈され、ゾンビ映画として成立している。
クエンティン・タランティーノばりに、銃を使ったアクション、
スティーブン・セガールばりに、格闘するシーンが実に多い。
(ベトナムのディエンビエンフーで戦った、
元軍人の爺さんの活躍も見逃せない)
本映画の舞台はBanlieueであるし、根底には多民族国家、
移民大国としてのフランスの差別、抑圧の歴史、恥部が
見え隠れしている。
最後のシーンで、復讐を果たす訳であるが、
邦画や米映画だと、そこで寛容になり、許されるのが
常であり、何かしらの救いが見られるのだが、
フランス映画では、そうはいかなかったようだ。
これからもフランス映画に期待したいと思う。
今までの映画の通例を打破するのは、フランスしかない。