一目見ただけで、こいつは変な奴って判るよな?『Mr.Bean』

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初め、『Mr.Bean』には興味は無かった。
なんかツマランというイメージ先行であった。
しかし1997年の暮れ(1998年1月1日)に
NHKで放映していた、『Mr.Bean』を何となく見てから、
笑いのツボにすっかり嵌ってしまい、それから好きになった。
映画は二作とも見たが、やはりどうも違う。
短編の方がやはり面白いようだ。
レスリー・ニールセンの『裸の銃(ガン)を持つ男』でもそうなのだが、
物を壊してしまい、それを直そうとして、余計に壊してしまい
余計に収拾がつかなくなるネタが特に好きだ。
ローワン・アトキンソンの日常生活が見てみたい。
TVに写るとかマスコミに出るときはどうしても、
彼のサービス精神が無駄に発揮されて、コメディになってしまうが、
彼の生真面目な英国紳士然とした日常を見てみたいものである。
相当生真面目でなければ、彼のコメディはとても出来まい。
その点、ザ・ドリフターズに相通じるものがある。
コントは劇なので、生真面目な者で無ければとても演じきれない。

笑うのをこらえるのが大変だった思い出がある。
随分昔のことだ。もう10年以上前になるだろうか。
映画タイタニックが上映されていた頃だ。
茶店でくつろいでいた時、隣のおネーちゃんグループの
会話が何気に耳に入ってきた。
「私さ、最初顔にセーロガンでもつけてんのかなと思ってたの・・・。
よく見たら、それがデカイホクロでさ・・・」
つーか、顔にセーロガンつけている奴なんかいねえよ。
どこのマジナイだよ。
私の笑いのツボにすごい嵌って笑いをこらえるのが大変だった。
その話をしていた、おネーちゃんのセンス最高!
ボケがいい味だしてんな。正に天才だと思う。
まだまだ逸材がこの日本に眠っている。
楽しい奴というのは最高だ。
人生に笑いという、とっておきののスパイスを加えてくれる。