ロミオ&ジュリエットを思い浮かべた 『幻影師アイゼンハイム』

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原題THE ILLUSIONIST 2006年アメリカ制作。109分。
許されぬ恋、引き裂かれた恋、悲しき別れ、
女の死と蘇生・・・ロミオ&ジュリエットを思い浮かべた。
女が死んでから充分時間が余っているので、結末は予想出来た。
同じ様などんでん返しをどこかで見た様な、
読んだ様な記憶がどうもある様な気がした。
あの液体が入った瓶を記憶していたし、伏線がところどころにあった。
私の予想では、舞台で女の幽霊が殺した相手を名指しするか、
または指差すのだろうかと思っていたが、それ以外は当たっていた。
まあ何にしても最初から終わりまで綺麗な映画で、
また19世紀末のウィーンが忠実に再現されて、本当に美しい映画であった。
私は伝説のマジシャンのフーディーニを思い出した。