女の血みどろの死闘 フランス映画『屋敷女』

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原題『a l'interieur』
英語圏タイトル『Inside』
2007年フランス制作。
先日、ブログで紹介した、フランス映画の『フロンティア』同様、
本映画も、血みどろのシーンが多数ある。
赤ん坊をめぐる女の死闘は、ロバート・R・マキャモン
「マイン」をイメージさせる。
(あの作品もし万が一映画化されたら、凄い描写の連続になるだろう)
迫真の女優の演技が素晴らしい。
また殺戮シーンもリアリティにあふれており、本物に見える。
最後に黒いボカシがあったのでガッカリ。
アメリカ映画なら、助かるのだろうが、どうみても主人公は死んでいる。
陰惨で救いが無い終わり方であり、ダンサー・イン・ザ・ダーク
見終わった様な、言いようの無い、嫌な気分にさせてくれる映画であった。
まだ『フロンティア』の場合は救いがあったが、本映画は最後まで救いは無い。
フランス制作のスプラッター映画はいつでも女は徹底的に凹凹にされる。
本映画でも、これでもかと言わんばかりに、主人公は徹底的に凹られる。
邦題の『屋敷女』って・・・。
もっとどうにかならないもんかね?
いい映画なのに、これじゃ来る人も来なくなってしまう。
映画の興行でタイトルは結構重要だが思うのだが。
もっと考えて欲しいもんだな。
何も幼稚園児がタイトルを考えているんじゃねえんだからさ。
マーケティングを一体どう考えているんだろう。
屋敷女』というタイトルをつけた奴の顔が見てみたい。