映画80 アカデミー賞受賞作品 『ノーカントリー』

イメージ 1

イメージ 2

今回は第80回アカデミー賞を受賞した、
ノーカントリー』(NO COUNTRY FOR OLD MEN)を紹介。
2007年アメリカ制作。122分。
コーマック・マッカーシーの『血と暴力の国』の映画化作品である。
(原作はまだ未読)
なかなか良い作品だと思う。アカデミー賞を受賞したのは当然か。
この映画が言わんとするのは、古い時代が去り、
新しい時代、世代が来たという意味だと思う。
だから、老人の(ための)国は無い・・・という様な題名になっている。
ハビエル・バルデムが演じるシュガーという殺し屋がすごく不気味で怖い。
(冒頭シーン、保安官を絞殺して殺すシーンがすごくリアル)
古い時代の殺し屋は居なくなり、それに殺しの手口、犯罪の手口さえも
時代と共に変化してしまった。今までの犯罪は明確な理由があった。
今はそれさえもない。