タランティーノが放つホラー。
バックパッカーに襲い掛かる恐怖!
オランダ、アムステルダム。
アメリカから来た大学生のパクストンとジョシュは、
バックパッカーでヨーロッパの旅を楽しんでいた。
途中、フランスからアイルランド人のオリーが加わってからは、
彼らの遊びは益々過激になり、アルコールやドラッグで毎夜、
騒いでいた。
ある日、ホテルの門限を過ぎ、通りをふらついていると、
ドラッグでハイになった男に声をかけられる。
男は3人を部屋に入れると、デジカメの全裸の女の画像を見せる。
このホステルに行けば、最高の女と楽しめると聞いた3人は、
スロバキアに向かうのだった。
鬼才クエンティン・タランティーノが製作を務める異色ホラー。
大学生3人組がヨーロッパを旅しながら青春を大爆発させる
ロードムービーである。ジャンルとしてはホラーに入れられるが、
タランティーノが関わっているだけあって、
バイオレンスも満載。怖いというよりも痛いホラーだ。
タイプとしては、『トゥルー・ロマンス』を思い起こさせる。
監督は、『キャビン・フィーバー』で熱狂的なファンを掴んだ
イーライ・ロス。主演は、『ワールド・トレード・センター』にも出演し、
これからブレイクしそうなジェイ・ヘルナンデス。
二人とも今後注目のニューカマーである。
『着信アリ』などのホラー映画で知られる、三池崇史監督が
俳優として出演しているのにも注目だ。
(映画紹介文より抜粋)
今、まさに話題となっている映画『ホステル』(2005 アメリカ)を
今回は紹介する。
拷問シーンが凄いとの話題が先行した映画だが、
それほど強烈なシーンは出てこない。
直接的には描写せずに間接的に描写している為に全く衝撃は無い。
それに拷問シーン自体は短いので、すぐに終ってしまう。
映画の後半に出てくる日本(人では無いだろう)女性kanaの飛び出た
目玉にしてもモロに作り物に見える為に、全く恐怖は無い。
期待していただけに、物足りなさを感じた映画であった。