エロチカ 荒俣宏著『セクシーガールの起源』139冊目

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微笑みかける魅惑のピンナップ美女。
図像読解の独創性、蘊蓄の面白さ―
20世紀に誕生した「セクシーガール」の変遷を、
大衆風俗誌やカレンダーに描かれた名作ピンナップに見る、
世界にも類のない快著。

【目次】
からだで魅せる女の誕生/
「ナイスバディー」はパリに始まる/
機械の花嫁はバストが自慢/
高く上げよ、そのみごとな脚を!/
ミュージックホールが女を変えた/
脚線美からセクシーフェイスへ/
幸福なモデルたちの誘惑/
セクシーガールを創った男/
カレンダーガールの憂鬱/
隠すことのエロティシズム〔ほか〕
(本書の宣伝帯及び目次から抜粋)

今回は荒俣宏著『セクシーガールの起源』を紹介する。
2000年10月に朝日新聞社より刊行。
荒俣宏の著作の中でも、本書は有名では無いが、
帯に有る様に、正に快著だと思う。
セクシーガール・・・男心をくすぐる女性像の遍歴、
または理想像の遍歴を事細かに分析、紹介している。
女というのは男を魅了し、また虜にするものである。
それは古今東西不変である。