読書 ロジャー・スミス著「血のケープタウン」

ロジャー・スミス
長野きよみ訳
(原題 Mixed Blood)
2010/6/10
ハヤカワ・ミステリ文庫

生粋の南アフリカ人作家が描く話題の国のダークサイド。
われわれ“北”の国々が失った、本物の渇きと祈りがここにある
新世代ノワールの傑作誕生!
アメリカからの逃亡犯ジャックは妻子とともに再出発するため、
ケープタウンへやってきた。
だがある夜、自宅に押し入った強盗を殺してしまったジャックは、
再び自分が破滅の罠に落ちたことを悟る。
その強盗にたかっていた醜悪な悪徳警官に
目をつけられてしまったのだ。事件を目撃した元ギャングの夜警や、
悪徳警官を追うエリート内部捜査官らをも巻き込み、
男たちの運命は破局へ向かい走り出す。
圧倒のスピードとリアリティで描く苛烈なる南ア・ノワール
(本書紹介文より抜粋)

南アフリカの第二の都市ケープタウンを舞台にしたノワール
ここに出てくる、悪徳警官(白人)の描写がすごい。
とにかく臭い描写が多数出てくる、そして狂信者。
南アフリカは日本と違い、かなり治安が悪く、
生きてさえすれば幸せな世界だ。
本書も殺人、暴力、犯罪、ギャングの抗争、麻薬、銃、
売春婦の描写が多い。
YOUTUBEで動画を見ればわかるが、そこには南アフリカ
現実がある。

How Cape Town became a murder capital
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/9Gy1VuHtQFs?si=otyMudVIM7T-2orY

Innocence for Sale: Kids on South Africa's Streets 
(Poverty Documentary) | Real Stories
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/kv35JG8g6vo?si=SI-CS4CRsIvIgjb4

South Africa's White People Slums 
(Affirmative Action Documentary) | Real Stories
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/m4cdDuYPjL0?si=NtGir1GTb2NMAR2m