映画 『ナイチンゲール』

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法無き時代のオーストラリアの恥部を描いた映画。

2018年オーストラリア・カナダ・アメリカ制作。
136分。(原題 The Nightingale)

イギリス植民地時代のオーストラリアを舞台に、
夫と子どもの命を将校たちに奪われた女囚の復讐の旅を描き、
2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で
審査員特別賞ほか計2部門を受賞したバイオレンススリラー。
19世紀のオーストラリア・タスマニア地方。
盗みを働いたことから囚人となったアイルランド人のクレアは、
一帯を支配するイギリス軍将校ホーキンスに囲われ、
刑期を終えても釈放されることなく、拘束されていた。
そのことに不満を抱いたクレアの夫エイデンに
ホーキンスは逆上し、仲間たちとともにクレアをレイプし、
さらに彼女の目の前でエイデンと子どもを殺害してしまう。
愛する者と尊厳を奪ったホーキンスへの復讐のため、
クレアは先住民アボリジニのビリーに道案内を依頼し、
将校らを追跡する旅に出る。主人公クレア役はドラマ
ゲーム・オブ・スローンズ」のアイスリング・フランシオシ、
ホーキンス役は「あと1センチの恋」のサム・クラフリン。
ビリーを演じたオーストラリア出身のバイカリ・ガナンバルが、
ベネチア映画祭マルチェロ・マストロヤンニ
(新人俳優賞)を受賞。
監督は「ババドック 暗闇の魔物」のジェニファー・ケント。
(映画紹介文より抜粋)

夫と子供を殺された女の復讐劇。
イギリス植民地時代のオーストラリアの様子や状況が判る。
そんな映画は多くはないので、興味深く見ることが出来た。
木のコップは初めて見た。
レイプまでする中尉がFワードの連発。しかも大声で。
あれじゃ大尉になれないのも無理はない。
クレアが自分の赤ん坊を殺した奴を殺す時は
とてもリアリティがあった。
原住民のアボリジニは白人にとってはただの敵対する
動物でしかない。
映画「レヴェナント」に似た雰囲気を持つ映画。

The Nightingale -
Official Trailer I HD I IFC Films
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/YuP8g_GQIgI