フランス映画の名作34『太陽がいっぱい(PleinSoleil)』(1960)

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貧乏なアメリカ青年トムは、金持ちの息子フィリップを連れ戻すため、
ナポリにやってきた。フィリップにねたみを覚えたトムは、
殺して裕福な生活を手に入れようとする。そして計画どおり殺害し、
自殺に見せかけるが…。
原作は、パトリシア・ハイスミス。緊迫感あふれるサスペンスストーリーと、
キレ味の鋭いどんでん返しがみごとだ。
まばゆい地中海の太陽と海の輝きを背景に、
屈折した青年の鮮烈な青春像を浮き彫りにする。
主演のアラン・ドロンは、この映画でスターの地位を不動のものにした。
冷酷なフィリップを演じるモーリス・ロネ、その恋人を演じるマリー・ラフォレの
美しさも見ものだ。監督は名匠、ルネ・クレマン
(映画紹介文より抜粋)

今回は、フランス映画の名作『太陽がいっぱい(PleinSoleil)』(1960)を紹介する。
以前はよくTVでも放映していたものだが、
近年はめっきり放映されなくなった。
それだけ1960年代、或いは日本で言えば昭和が遠くなったというべきだろうか。
しかし古くても名画は名画である。
初めて見たのは子供の時だが、今、見直してみてもやはり名画である。
近年リメイクもされたが、やはりオリジナルを超えることは出来なかった。
やはり、この映画にはアラン・ドロンでなくては駄目なのである。