火星は地獄だ 『SF映画 オデッセイ』

イメージ 1

たった一人で火星に置き去りにされた男の
サバイバルストーリー。

2015年アメリカ制作。141分。
(原題 The Martian)

火星にひとり取り残された宇宙飛行士のサバイバルを
緻密な科学描写とともに描いた、
アンディ・ウィアーのベストセラー小説「火星の人」を
映画化。極限状態の中でも人間性を失わず、
地球帰還への希望をもって生き続ける
主人公マーク・ワトニーをマット・デイモンが演じ、
「エイリアン」「ブレードランナー」などSF映画の傑作を
残してきた巨匠リドリー・スコットがメガホンをとった。
火星での有人探査の最中、嵐に巻き込まれてしまったワトニー。
仲間たちは緊急事態を脱するため、死亡したと推測される
ワトニーを置いて探査船を発進させ、火星を去ってしまう。
しかし、奇跡的に死を免れていたワトニーは、酸素は少なく、
水も通信手段もなく、食料は31日分という絶望的環境で、
4年後に次の探査船が火星にやってくるまで生き延びようと、
あらゆる手段を尽くしていく。
(映画紹介文より抜粋)

ジョン・W・キャンベル著「月は地獄だ」
(ハヤカワ文庫) を思い出した。
私が中学の頃に読んだSF小説である。
本映画はあの名作SF映画「ブレード・ランナー」の
リドリー・スコット監督作品。

火星を舞台にした映画はこれまでも数々作られてきた。
以前、本ブログでも紹介した、1977制作の名作映画
カプリコン・1」(Capricorn One)等・・・。
(主人公が生存してる事を糊塗する場面も同じ)
また以前本ブログでも紹介した、吉村昭の「漂流」をも
彷彿させる映画作品でもある。
「漂流」とは違うのは孤独は元より、地球と違い、
酸素も無く、水もなく、食料もない・・・。
では感想はというとさすがリドリー・リドリー・スコット
監督作品だけあって、とても気にいった。
良作と断言する。
お薦めしたい映画の一つである。

The Martian | Official Trailer [HD]
| 20th Century FOX
(記事投稿時なら視聴可能)
https://youtu.be/ej3ioOneTy8