中国語を話す奴には用心しろ! SF映画『宇宙人王さんとの遭遇』

イメージ 1

今、現在、新宿、池袋、或いは山の手線などで中国語を
聞かない日は一日としてない・・・。

2011年イタリア制作。83分。
(原題 L'arrivo di Wang)

2時間で2000ユーロという高給に釣られ、
急に入ってきた通訳の仕事を引き受けた
中国語の翻訳家ガイア(フランチェスカ・クティカ)。
国家機関で働くという謎めいた男キュルティ
(エンニオ・ファンタスティキーニ)の迎えを受け、
彼女は通訳をする相手のいる施設へと連れていかれる。
しかし、それは人間ではなく、中国語を話すワン
という名の地球外生命体であった。
ワンを地球への侵略をたくらむ宇宙人だと決めつけ、
厳しい尋問を休みなく続けるキュルティの冷酷さに
怒りを覚えたガイアは……。
(映画紹介文より抜粋)

本映画は宇宙人がまず中国語を話すという事に惹かれた。
宇宙人の言い分は地球上で最も話されている言語
だからということではあるが、舞台はイタリアなので、
イタリア語でも良いし、また現在のリンガ・フランカは
英語(第二次世界大戦後フランス語にとってかわった・・・)
であるので、アメリカでもイギリスを舞台にしてもいいし、
なんなら、ホワイトハウスに着陸してもおかしくはない。
または中国の北京に着陸してもいいとは思うし、
(まあ、そこは映画だから、また制作国はイタリアだから
そういう突っ込みは無しにしてもOKなのだが)
本映画に関しては、「やはりな、そうきたか」という
展開であり、最後に助けてくれた通訳者に、
宇宙人が「お前、馬鹿だな」というトドメのセリフが
忘れられない。(というか誰でも地球侵略を企む宇宙人だと
普通に思うだろう・・・)
こんな発想の映画は無いので、興味深く見る事が出来た。
(*映画だしアラを探せばキリは無いが翻訳者のわりには
辞書が綺麗すぎだなとは思った・・・。
そこだけは使いこんでるようにして欲しかった)

L'Arrivo di Wang Trailer ITA HD
(記事投稿時なら視聴可能)
https://youtu.be/IWwnbAIfmQA

L'Arrivo di Wang (Trailer Giapponese - Audio Italiano)
(記事投稿時なら視聴可能)
https://youtu.be/wMvUAv7FXdw