『人形作家・版画家 中嶋清八出品 幻想芸術展-東京-2013』

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中嶋清八さんからDMを頂いたので掲載致します。
中嶋さんは、小品銅版画一点の出品です。
(詳細は下記の画廊までお問い合わせ下さい)

今回の中嶋さんの出品作品「フレイヤ」は、
中嶋さんらしい、詩情あふれ、実に幻想的な、
素晴らしい作品だと思います。
どうか会場にて、ご鑑賞下さい。

中嶋清八さんのブログ
http://53435481.at.webry.info/

中嶋清八さんのtwitter.
https://twitter.com/SeihachiN

中嶋清八さんが所属し、管理している、
IFAA(国際幻想芸術協会)のブログ。
http://ifaakaiinn.blogspot.jp/

「幻想芸術展 -東京- 2013」
FANTASTIC ART SHOW -TOKYO-
(2013年度IFAA会員全員による、定例展)

会場:東京交通会館2Fギャラリー
TOKYO KOTSUKAIKAN

〒100-0006 
東京都千代田区有楽町2-10-1 
TEL: 03-3212-2931(代)

会期:2013年3月31日(日)~4月6日(土)
31.March~6.April
11:00~19:00(最終日17:00まで)

(*3月31日(日)プレオープン15:00~19:00)

主催:国際幻想芸術協会
International Fantastic Art Association
http://ifaa.cc/

今回の出品作品について、
中嶋さんはご自身のブログで、
このように語っております。

新作銅版画、一点で参加します。
大きな作品ではありません。
フレイヤ」というタイトルの作品です。
イメージサイズ たて170mm×横230mm
エッチング、アクアチント、雁皮刷り

特に北欧神話について描く必然性は
自分にはなかったのですが、ちょっと事情もありまして。
多くの方がご存知のように、フレイヤは、
大変美しい北欧の女神です。
二匹の猫がひく車に乗って、
花と果実をふりまきながら、
世界をかけ廻ったのだそうです。
フレイヤには夫がおりました。
フレイヤの大変な美しさにもかかわらず、
夫はどこかに行ってしまったとか。
フレイヤは、二匹の猫の車に乗って、
愛する夫を探しに、出かけました。
悲しみのあまりにこぼす涙は、大地にしみこんで各地で
黄金となったようです。
ため息は風となって (とは、書いてありませんが(笑))、
世界中の木々の梢を揺らしたことでしょう。
愛する夫には、結局出会えたという話と、
出会えなかったという話があります。
なぜか僕には、夫に出会えないで、いつまでも探し続ける
フレイヤの姿のほうが、好ましく思われるのです。