しかし、かわいい女アパッチだな 『ワイルド・オブ・ザ・デット』

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だが喜べ、俺がやる時は甘い言葉をささやいてやる

2007年アメリカ制作91分。(原題UNDEAD OR ALIVE)
数ある駄作ゾンビ映画があり、正直期待していなかったが、
なかなかの良作。西部劇のゾンビ映画である。
コメディ調の映画だが、真面目のコメディしている。
多数の笑い所があり、脚本家は笑いを心得ている。

「自分のブーツを持って来いと言っているのに、
あんな臭そうなゴミブーツを持ってきて、どうすんだ?」

「保安官を縛ってゾンビが食える範囲に置いてくるんだったら
どうせならスプーンを傍に置いておくと、なお良い描写になったろう」

「確かにケツは振って減るもんじゃないな」

「神父さん、何も飲むものがないと言って、それはやっちゃいけない
というか、映画ではいくらなんでも描写しちゃ駄目だろう」

「死んだネズミの描写もなぁ・・・」

「ゾンビが足をわざわざ板で補強している」

映画のエンドクレジット前の本映画のNG集がいい味を出している。
色んな小ネタも満載で、見ても決して損はしないゾンビ映画
最後はどうせ、あれだろ、ハッピーエンドかな、
男2人と女がゾンビに囲まれても何とかなって、
金と一緒にトンズラだろうという観客の予想を
見事に良い意味で打ち砕いた。

Undead Or Alive (2007) Trailer
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/7vHU_38NET8