読書「警察庁長官を撃った男 (新潮文庫)」

鹿島 圭介 (著)
2012/6/27

1995年3月、日本中を震撼した
国松孝次警察庁長官狙撃事件。
特別捜査本部を主導する
警視庁公安部がオウム犯行説に固執する一方、
刑事部は中村泰なる老スナイパーから
詳細な自供を得ていた。
だが、特捜本部は中村逮捕に踏み切らず、
事件は時効を迎えてしまう。
警察内部の出世とメンツをかけた暗闘や、
中村の詳細な証言内容など極秘捜査の深層を抉る
ノンフィクション。
(本書紹介文より抜粋)

本書は過去に起きた、国松孝次警察庁
長官狙撃事件に関した本で、犯人とされる
中村泰の犯行についてのノンフィクション。
昭和の作家大藪春彦の描く小説のキャラクターを
思わす中村泰の経歴がインパクトがあった。