「バッスルドレス姿の鍋島栄子像」

日本女性のバッスルスタイルドレスの典型的な例。
この洋装姿の鍋島栄子はwikiの記述によればこう書かれている。
「結婚前は宮中に仕えていたが、明治14年1881年)4月に当時
イタリア公使であった侯爵鍋島直大とローマで結婚。
外交官夫人の草分けとして活躍し、鹿鳴館では戸田極子と共に
鹿鳴館の華と呼ばれた」
この鍋島栄子着用のバッスルスタイルドレスはどこで作ったのかは
どこにも記述がなく、判らないが、現地のイタリアローマで作られた
と考えるのは自然だろう。侯爵夫人鍋島栄子が着用するドレスとして
勿論凝っており、金額も嵩む豪華な作りだと判る。

<よみがえる明治のドレス・最終回>響き合う東西の美 異彩放つ小袖夜会服
https://www.tokyo-np.co.jp/article/173924

上の記事の鍋島栄子の写真にある直筆のサインはまるで印刷のように美しい。