もしも人類が記憶を保持出来なくなったら・・・SF映画『Embers』

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2015年ポーランドアメリカ制作。85分。
(原題 Embers)

取ってつけたような都合がいい設定。
人間の三大欲望、食欲、睡眠欲、性欲は
何でか知らんが忘れる事はないが、それ以外は
数時間程度しか記憶する事が不可能みたいだ。
(衣服を着る事は忘れる事はないようだ)
時代は2032年4月以降みたいだな。
記憶は数時間しか持たないが、言語は
どうしてか忘れる事がないようだ。
文字を書ければ、文明を次世代に伝達可能な訳だが、
その点はどうなっているのか、疑問が残る。
文字を書くという発想はないのか。
また話す事は忘却しないとしても、読み書きは
出来ない、忘却する設定なのだろうか。
時系列がややこしい。
やはり女が怪我をして、男が水を持ってくると言い、
走って探したのはいいが、そのまま忘れて、
女を放置プレイか・・・。悲しい。
しかし、悲しいという感覚は記憶を保持可能だから
出てくる感情な訳で、その記憶さえなければ、
悲しいという感情さえない。
オヤジが言っていたように、よくバンカーから
出る気になったもんだ。今まで生きてきた、
すべての知識を忘れてしまうのに。

Embers (Trailer)
(記事投稿時には視聴可能)
https://youtu.be/lkRe0b9L-wI