死者には食料はいらん 『ダルフール・ウォー 熱砂の虐殺』

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That we have not stopped the genocide
means we have not learned from history.

2009年ドイツ制作。98分。(原題Attack on Darfur)

*ダルフール紛争
ダルフール紛争ダルフールふんそう)は、
スーダン西部のダルフール地方での紛争。
特に近年のものはダルフール地方の反政府勢力の反乱を契機に、
スーダン政府軍とスーダン政府に支援されたアラブ系の
ジャンジャウィード」(Janjaweed, Janjawid, Jingaweit)
と呼ばれる民兵の反撃が、地域の非アラブ系住民の
大規模な虐殺や村落の破壊に発展したものである。
wikipediaからの抜粋、記事投稿時なら閲覧可能)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%B4%9B%E4%BA%89
スーダン西部のダルフール地方での紛争を
取材中のジャーナリストを描いた映画である。
彼らは逃げるか、助けるかの選択を迫られる。
映画ではあっても、スーダンダルフールの紛争とは
どんなものかを知ることが出来る。
やはり、最後はあのような結果になったのだなと予想はついた。
たった3人で、俗に言う、自動車の後部に、
重機関銃を設置した「テクニカル」、それにRPGを装備しており、
多数のジャンジャウィード相手に、いくら人道的な目的での行動とは言え、
無謀な行為であるが、そこは映画なので・・・。
ジャーナリストたちは拳銃しか使用しなかったが、
私が同じ立場なら、倒した相手のAKなどの銃器を使うだろう。
拳銃対AKでは、余りにも無謀で不利過ぎる。
ただでさえジャンジャウィード側は多数なのに・・・。
有名な映画ではないが、ダルフールの紛争とは
何かを知るには、良いきっかけになる映画であると思う。

*テクニカル(Technical)は、ピックアップトラックなどの荷台に銃砲を据え付け、
車上戦闘を可能にした戦闘車両である。一般に装甲を施さない。
wikipediaからの抜粋、記事投稿時なら閲覧可能)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%AB

Darfur (Trailer)
(記事投稿時なら視聴可能)
http://youtu.be/3fSjQEXzIXI