ケッチャム作品の映画化 『襲撃者の夜 食人族Final』

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2009年アメリカ制作。100分。脚本ジャック・ケッチャム
本映画はジャック・ケッチャムの「OFFSPRING」
邦題「襲撃者の夜」という作品(で人食一家が殺る気満々、
食う気満々で襲撃してくるという小説)の映画化作品である。
まず、この邦題が良くない。『襲撃者の夜 食人族Final』
何かのB級映画だと思った。(まあ、世間から見れば、
本映画もB級に分類されるかも知れないが)
私が先日、レンタルDVD屋で、映画を物色している時に、
いくらケッチャムのファンでも、まさか、この映画が
襲撃者の夜」の映画化だとは最初は判らなかった。
手にとって、あのケッチャムのあの作品かと思い、
当然借りることにしたのである。
ここはシンプルに、タイトルは「OFFSPRING」や「襲撃者の夜」で
良かったように思うが、しかし、そうだといくらケッチャムファンでも
余計に判りづらくはなるが、今のタイトルでも充分判りづらかった。
ケッチャムの作品はまず「オフシーズン」があり、その続編の
「OFFSPRING(邦題襲撃者の夜)」があるが、
何故、本映画の「襲撃者の夜」から映画化されたというと
権利関係で頓挫中らしい。
トラブルで映画化が難航していて、そのまま、うやむやになって
しまうケースが多いが、このまま、うやむやになって欲しくはない。
この二作品どっちがいいかと問われれば、やはり「オフシーズン」の
方が好きなので、「オフシーズン」の映像化作品も見てみたい。

さて、本映画についてだが、まずまずの出来、
ケッチャムファンの私でも充分満足出来る。
原作を読んだときも衝撃を受けたが、映像化作品を
こうして改めて見るとやはり、グロシーン満載であり、
異常な物語であって、やはり衝撃を受ける。
ちなみにDVの夫がトムハンクスに見えて仕方がなかった。

"Offspring" Official Movie Trailer
(記事投稿時には視聴可能)
http://youtu.be/-jE2_mqSB18