ケッチャムの問題作の映画化 『隣の家の少女』

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2007年アメリカ制作。91分(原題 The Girl Next Door
ジャック・ケッチャム著「隣の家の少女」の映画化作品。
初めて読んだ時は衝撃は結構有ったと記憶している。
全く救いが無く、全編陰惨な物語である。
いたいけな二人の少女(姉と妹)が、両親を事故で亡くした為に、
親戚へ預けられ、その家で、母親とその二人の男の子に
ネチネチといたぶられるという話で、楽しい気分になれる様な映画ではない。
ネチネチと言えば、泉ピン子の女囚ドラマを思い出すが、
あのドラマでさえも、ただのママゴトを思えてくる程、小説、
そして、その小説を映画化した本作品は陰惨を極めている。
特筆なのは、やはり母親の陰険さ、陰湿さであって、
女の特有のネチネチした、いたぶりである。
検索して判る事だが、実際にアメリカで起こった事件を
元にした物語である。
wikiによれば、「この事件はシルヴィア・ライケンス事件(Sylvia Likens Case)
或いはバニシェフスキー事件(Baniszewski's case)などの名で知られている」

StarFiles: The 1965 murder of Sylvia Likens
1965 torture slaying remains one of Indianapolis' most notorious crimes
(この事件に関する多数の写真を見ることが出来る。記事投稿時には閲覧可)
http://www.indystar.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/99999999/NEWS06/80814026

The Girl Next Door New movie Trailer 2007
(記事投稿時には視聴可能)
http://www.youtube.com/watch?v=typY725pjZ4

Jack Ketchum - The Girl Next Door Movie Trailer 2007 - Not Official Trailer
(記事投稿時には視聴可能)
http://www.youtube.com/watch?v=QioV70W9W10