おすすめの本「小川勝己著 葬列(単行本)」

葬列 
小川勝己
420ページ
角川書店
2000/5/1

不幸のどん底で喘ぐ中年主婦・明日美としのぶ。
気が弱い半端なヤクザ・史郎。
そして、リアルに生きられない孤独な女・渚。
運命に見放されたこの4人の物語が、
かつてない戦慄と驚愕の世界にあなたを巻き込む!
超一級品のクライム・アクション!!
第20回横溝正史ミステリ大賞<大賞>。
(本書紹介文より抜粋)

本書はネットでの評価が高く凄まじい描写とか
書いてあるので買って読んでみた。
最後の一行がすごいとかいうが、あの渚が手を後ろに
隠していたみたいな描写があったし、あの渚のこと
だから、最後はそんなことをするんだろうと予想は
充分つくので意表はつかない。あの渚だもん。
ページがめくる手がとまらなく次が気になって
すいすいと読めてしまう。
第20回横溝正史ミステリ大賞<大賞>ということで
これなら受賞しても不思議じゃない。
これこそ読書の醍醐味。本書は人にお薦めが出来る。