読書 ロバート・シルヴァーバーグ著『時間線を遡って』(1969)95冊目

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時間旅行を企画・実施する時間サーヴィス公社には、
過去を監視し“復旧”することを任務とする時間パトロール隊と、
時間観光客を過去に案内する随伴ガイド部がある。
ガイドの青年ジャッドは数多の性遍歴の後、
ビザンチン帝国で絶世の美女に出会うが・・・。
克明なセックス描写とタイム・パラドックス
正面から取り組んだ異色作。星雲賞受賞。
(本書紹介文より抜粋)

今回はロバート・シルヴァーバーグ
『時間線を遡って(UP THE LINE)』(1969)を紹介する。
この本は主人公の青年が過去を遡り、
自分の先祖の女性との性的関係を結ぶ話である。
簡単に書けば、こうなるだろうが、
時代描写に優れ、またタイムパラドックスの話もある。
SF小説の傑作で、この本も私は何度も読んだものである。
創元推理文庫より刊行。