ホラー映画の傑作23『ゴーストシップ』(2002 アメリカ)

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ジョエル・シルヴァーロバート・ゼメキスが設立した
ホラー専門映画制作会社ダーク・キャッスル・エンタテインメントの
「TATARI」「13ゴースト」に続く第3弾。
40年間行方不明だった豪華客船に調査のため乗り込んだクルーたちに
襲い掛かる恐怖を描く。監督は「13ゴースト」のスティーヴ・ベック。
1962年春、イタリアが誇る豪華客船アントニア・グレーザー号は、
アメリカに向けて大西洋を航行中に突如消息を絶った。
それからおよそ40年、ベーリング海を漂う謎の船が発見される。
さっそく調査に向かったサルベージ会社“アークティック・ウォリアー”の
クルーたちは、この船が40年間消息不明となっていた
アントニア・グレーザー号であることを知る。
さらに、無人の船内で大量の金塊を発見する。
クルーたちは大喜びするのだったが…。
(映画紹介文より抜粋)

大変よく出来たホラー映画であり、
序盤のシーンと終盤のシーンの構成が素晴らしい。
(あと、昔のダンスホールが再現する場面などの演出が良い)
これほどの構成は、到底今の邦画には出来ないものであると感じた。
いくら日本がアニメという極めて特殊な分野で突出していようとも、
映画だけは期待出来ないと私は思うのである。
ありがちなストーリー展開と言ってしまえば、
簡単であるが、それを抜きにしても、この映画は良い出来だと思う。