宇能鴻一郎のおすすめの短編集「切腹願望」

1970年徳間書店刊行。

切腹願望 
美女降霊
ズロース挽歌
分桃会性司祭
わが初恋の阿部お定
リンペディオンの呪い

ボクが初めて宇能鴻一郎を読んだのは男子高校生の頃なんです。
それから20世紀末になり、早稲田の古書店でこの宇能鴻一郎
切腹願望」が売られていたので買ってみたんです。
懐かしさを覚えながらも読んでみたら傑作揃いの短編集だったんです。
宇能鴻一郎はおじさまが読む週刊誌やスポーツ新聞の連載以外では
注目されることもない作家ですけど、青春の甘酸っぱい思い出として
いまだにとても印象が残るんです。

宇能鴻一郎×近藤サト「官能がなければ人生はつまらない。
〈書かずに読者に想像させる〉美意識に15歳から憧れて」
孤高の芥川賞作家の素顔に迫る<前編>
https://fujinkoron.jp/articles/-/5471

宇能鴻一郎×近藤サト「文壇とは付き合わず、
取材は受けず、写真も撮らせず、
洋館で夜な夜なパーティを。ドラキュラ伯爵のように」
『姫君を喰う話』が話題。孤高の芥川賞作家の素顔に迫る<後編>
https://fujinkoron.jp/articles/-/5475

宇能鴻一郎 芥川賞・ポルノ・死
https://bungeishunju.com/n/n9d50e4473532